スキーブーツの正しい履き方

スキーブーツを正しく装着するために

ソックスは専用のものを使用するか、スネ部分までカバーするピッタリとフィットするスポーツソックスがおすすめです。くるぶしまでのソックスは履いた時にアタリ等がでる可能性や防寒等の問題もあることから、おすすめできません。また極端に薄いものや厚いもの・シワになりやすいソックスも上記の問題や操作性等に支障をきたす場合もあることからおすすめしておりません。

フロントバックルタイプ

① バックルを全て解放して手でタングを押し広げながらやさしく足を入れます。
　※スキーウェアに装備されているパウダーガード等はブーツの中に入れないでください。

② インナーブーツの中に足を完全に挿入します。特にカカトがインナーのヒールポケットにしっかりおさまっているかチェックします。
 インナーの後部を軽く引っ張って、カカトを靴底にしっかり押し付けるようにするとスムーズに入り履くことができます。

③ インナータングを足の正しい位置にセットします。まずタングを引っ張りあげタングのセンターとスネの中心を合わせてから、足首に押さえ付けるようにすると屈部がピッタリとフィットさせることができます。

④ 第1バックルから順に軽く締め少しづつ増し締めしていくことでお好みのフィットに調整します。パワーベルトもバックルのつもりでしっかり締めましょう。この際に、バックルを極端に強く締めすぎないように注意しバランスよく均等に締付けを行ってください。
第3バックルをしっかり締めることで、カカトの浮きの防止やホールドが良くなります。

⑤ ヒザを入れて前傾操作を数回繰り返しブーツの中で足を馴染ませてください。
最後にお好みに合わせてフィット感を調整してください。

リアエントリーブーツ

① ラチェットベルトを解放してからリアカフを後に開き足を入れます。
※スキーウェアに装備されているパウダーガード等はブーツの中に入れないでください。

② インナーの中に足を挿入します。
カカトをしっかりとインナーの底に密着させる事がポイントです。

③ リアカフを足側に引き寄せラチェットベルトをセットします。
この際、つま先を床に着けカカトを上げた状態でレバー操作を行うとセットが楽に行えます。

④ 甲部の締付け調整は甲部にある「インステップホールド調整レバー」で行います。
レバーを起こし、レバーを右に回せばホールドは強く、左に回せば弱くなります。

⑤ ヒザを入れて前傾操作を数回繰り返しブーツの中で足を馴染ませてください。
お好みに合わせて、バランス良く締付け具合を調整して下さい。